デザインコンセプト

  

Like a solid wall
（中身の詰まった無垢壁のように）

　規格化されたパネルの組み合わせによって壁面を構成するパーティションの表装面には、目地や枠材などが現れてきます。いかにも内部に空洞が存在するパーティションといった意匠感です。パネル内部の空間は、遮音性能や配線収納など重要な役割が元々あり、重要な構成要素です。ましてやWEDGEでは、箱としての側面から内部空間を広く取り、活用するというアイデアを設計に反映しています。そのため、より中身の詰まったソリッドなイメージを実現することをデザインコンセプトとしました。ガラス枠やドア枠、コーナー材等はパネル内に内包され、パネル上下に通しで配置されたホリゾンタルビームが、パネル間の目地を目立たなくする効果を実現しています。また、パネルとガラスの切り替わり部などの特殊なパネルテーパー処理等、ソリッド感を高める設計になっています。